■STAFF

小川 総一郎 

Soichiro Ogawa

信州大学大学院総合理工学研究科 特任教授

技術士 : 建設部門 / 建設環境 | APEC エンジニア(Civil)
1級土木施工管理技士 | 1級造園施工管理技士


デザイン理念:開発の機会を活用して今よりも優れた環境を地域に還元する

自然環境を正しく読み解き、育んできた文化を理解し、保全と開発の適地のバランスを計り、地域が目指すべき将来像を表現し伝えることができる専門職が、世界で通用する本物のランドスケープ・アーキテクトです。そのようなランドスケープ・アーキテクトを一人でも多く育てたいと思っています。 

埼玉県さいたま市出身
1983年 ペンシルべニア大学芸術大学院 ランドスケープ・アーキテクチャ修了
1984年 清水建設株式会社入社 設計部門にて造園設計を担当
              ㈱ポリテクニック・コンサルタンツ(現:ポリテックエイディディ)
              出向にて都市計画を実践
1991年  EDAW(現:AECOM)出向にて、ランドスケーププロジェクトを実践
1996年 清水建設株式会社復職にて、エコロジカル・ランドスケープを実践
2004年 土木学会賞 環境賞受賞
2017年 長岡造形大学 建築・環境デザイン学科 准教授、教授、学科長歴任
2017年 エコラン研究所 開業
2022より現職。

主な著書に、「エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法」(単著、理工図書、2009年) など

吉武 駿

Shun Yoshitake

信州大学大学院総合理工学研究科 助教


1994年 鹿児島県生まれ 岐阜育ち
2018年 京都大学工学部地球工学科 卒業
2020年 フランス国立建築大学校パリ・ラヴィレット校 留学
2021年 京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻 博士前期課程修了

その後、国内の建設コンサルタント、海外のランドスケープ設計事務所、
Studio Hatake Landscape Architectureの開業などを経て、2023年4月より現職。 

専門は、景観デザイン。土木、都市、造園、まちづくりに関わるコンペティションに参加・受賞。国内のウォーカブルシティの実践や街路、広場などの空間デザイン、都市デザインに関わる。


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熊谷 弘子 

Hiroko Kumagai

研究室の事務を担当し、サポートしてくださっています。

M2 (1期生)

落合 里穂

Riho Ochiai

出身:東京都

テーマ:
新しい地域交通と市街地形成の模索(仮)

ひとこと:
自然環境や景観、地域の文化を考慮した計画の重要性と魅力を強く感じ、この研究室を志望しました。同期と切磋琢磨しあいながら、ここでの学びを最大限に楽しみたいと思います。

東海林 和代

Kazuyo Toukairin

出身:山形県山形市

テーマ:
ゆっくりの移動とそれに伴う風景を下伊那で展開するためのランドスケープデザイン(仮) 

ひとこと:
地域のコンテクストを注意深く読み解くことを身につけ、美しいだけでなくそこに人や生き物の活動や緑が自然に交じり合うような風景のデザインができるようになりたいです。地域のこともデザインのことも楽しんで学びたいです。

増田 達哉

Tatsuya Masuda

出身:静岡県静岡市

テーマ:
南信州を流れる井水を活用した新しい暮らしの提案

ひとこと:
南信州に来て、水や自然の豊かさに驚きました。この素晴らしさをもっと多くの人に知ってもらいたい。リニアが開通し変化していく南信州の暮らしの中に変わらないここだけの魅力を伝えていけたら嬉しいです。

M (期生)

小野寺 湧

Yu Onodera

出身:宮城県気仙沼市

テーマ:子どもを育てる町 -子どもの視点から創出する、幼児体験をサポートする場づくり-

ひとこと:
私は地元気仙沼市で3.11震災を経験し、まちが大きく変わる光景を見てきました。飯田市もリニア開発の機会で、まちが大きく生まれ変わると思います。その時にこれまでの飯田の歴史、風土を尊重しつつ、住民の気持ちに寄り添ったまちづくりを提案していきたいです。


高橋 翼

Tsubasa Takahashi

出身:長野県飯綱町

テーマ:
風景地図を用いた、原風景の生成に寄与するためのランドスケープデザイン(仮)

ひとこと:
南信州に来て、その景観の美しさに圧倒されました。

多様な文化と日々繰り返されている暮らしが生み出す風景を大切にしながら、デザインを通して地域の皆様と一緒にこれからの未来を考えていけたらと思います。


酒本 珠羽

Miu Sakamoto

出身:北海道札幌市

テーマ:
生産のみを目的としない果樹園の新たな利用価値の研究

ひとこと:
風景は目に見えない土台があってこそ美しい表面が浮かび上がっている。

この分野を通じてそんな当たり前のことに気づかされました。

学ぶほどに奥深く、日々発見の絶えないランドスケープをここで存分に学びつくしたいです。