2026年度入学者の募集が開始しました。詳細は農学部HPに掲載中です。
第一回飯田市現地調査を行いました。現地で地形・地質・現存植生・地下水位の相互関係を確認することが趣旨です。調査は、計4カ所巡りました。まず、対岸の南アルプスの丘公園(喬木村)から飯田市を眺め、河岸段丘や天竜川、川沿いの土地利用状況等、飯田市の全体像を把握しました。
その後、松川沿いに上流に向かって、愛宕神社、妙見公園キャンプ場、振袖道標の3カ所を巡りました。松川の上流になるにつれて岩は大きくなり、植生が変化していく様子を確認することができました。
事前に調べた情報を現地で確認してみると、その通りだった点と、そうでなかった点を確認することが出来ました。
カラマツは落葉樹であり根元に菌糸類が発達し他の植物が育ちにくい、という情報は確かに現地でその通りでした。また、事前に植生図で調べた通りの植生であることも確認しました。歩いた林道沿いの斜面にはカラマツではなく、広葉樹が生えていました。
地形・地質・現存植生が相互に作用している様子を感じるとともに、現地調査の意義を知ることが出来ました。
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